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UPCYCLE CHAIR

Principal use : Prodact Design

Design period : 2024

Design :seino takashi design

UPCYCLE CHAIRは使用済みのコーヒー豆の麻袋を回収し一次加工した3×6板の厚み20ミリの麻とポロエステルの融着繊維を織り混ぜ熱プレスで圧をかけて成形された再生繊維パネルを採用し椅子型の2D CADデータをNCルーターにて切断したパーツを組み立てたプロダクトです。

プロダクトの強度の確保の為に座面と背面の形状を一体化した形状になり切断加工はNCルーターの特性上 直角の切断が出来ない為にR形状のディティールで構 成し2種類と14個のパーツで構成されている。

また3×6板のカットされた再生繊維パネルは麻の繊維が70%と融着繊維が30%になっており, もう一度再生繊維パネルとして活用が可能です。

仕上げも再生繊維パネルのそのままの素材感を活かした座面の触感は木質ほど硬くなく紙より柔らか過ぎずに座った際の体の接点とのあたりの良い触感になっている。パーツ事に交換が可能な為に破損が生じた場合には破損パーツのみを郵送し購入者にて取替が可能な設計になっている。廃棄繊維を回収システムを活用し集めて分解し一次次加工した繊維パネルをさらに人々の生活に馴染むように二次加工したプロダクトを製作し製品化をし販売を行い素材の再循環を目指します。

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